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責任ある消費と生産はなぜ大切か~SDGs~

Hola!

 

2015年、150以上の国連加盟国が「持続可能な開発目標」(SDGs)を掲げました。でっかい話です。このSDGsを通して、今、世界で何が起きているのか、知りたいと考えています。

家と会社の往復だけでなく、たまには視野を広げてみようじゃありませんか。

日本の課題として環境関連が多いことを記事にしました。世界では何が起きていて、SDGsではこの環境関連のことがどう捉えられているのか、私たちは何をすべきなのか、考えていきます。

 

前回記事

SDGsから見る日本の課題は環境関連が多い! - 家庭持ちセミリタイヤをめがけて

 

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参考:国連広報センター

 

世界では何が起きているのか

国連によると、現在の世界人口は70億人です。2050年までに世界人口は96億人になります。そのなかで全世界の貧困が解消され、所得が増えていきます。そうすれば自然と天然資源の消費も増えていきます。何も対策をしなければ、必要な資源は、なんと、地球3個分になってしまいます。

人類が地球を食べつくす未来が見えますね。

  

家庭のエネルギー消費は全世界の29%

全世界のエネルギーの29%が家庭で消費されています。CO2排出量に換算すると21%になる。CO2は誰もが知る温室効果ガスです。今のペースでCO2を大気に放出し続けると、2100年までに地球の気温は3℃上昇します。その影響は極端な気温、干ばつ、豪雨、北極の氷が解けることによる海面上昇が起こります。

 

東京の夏の暑さは本当に危険だと感じます。毎年、熱中症で何人も倒れ、命を落としています。そんな暑さが平均で3℃上昇します。あくまで平均ですから、日によっては7、8℃上がる日もあり得ます。そんな日は危なくて外出できません。

 

水道から水が出なくなったらどうしますか?特に飲み水の確保は命に関わります。世界では干ばつによって井戸から水が出なくなる地域が出てきます。単にのどが渇くだけでなく、紛争の原因につながっていきます。

 

海面上昇によって、日本が住めなくなったらどうしますか?もちろん、日本が完全に沈没してしまうことはないでしょうが、国や島によっては無くなってしまいます。それが自然現象ならまだあきらめがつくかもしれません。しかし、どこかの誰かのせいで故郷が消えたとなれば、やりきれない気持ちが残ります。

 

先進国の化石燃料消費は途上国の4倍

マテリアル・フットプリントとは、消費したモノを天然資源に換算した場合の量のことです。先進国の1人当たりのフットプリントは開発途上国の2倍以上です。特に、化石燃料については、4倍以上になります。

 

化石燃料の使用は特によくありません。地中からCO2を掘り出して、空気中に放出しているようなものですから。空気中のCO2を地中に戻すには、植物の光合成に頼ることくらいしかありません。

 

世界では、人工光合成の研究が進められているそうです。これができれば、植物に頼らず、CO2を地中に戻せるかもしれません。そうなれば、化石燃料をじゃんじゃん燃やせるようになるのでしょうか?それが持続可能な開発?違和感を感じずにいられません。化石燃料を使わないことが最善です。

化石燃料を使わないために、先進国に住む私たちにできることはなんでしょうか。

 

服や靴はプラスチックの塊

環境に有害な影響を与えている業界は何かと聞かれれば、エネルギーや自動車関係を想像します。実は、ファッション業界が汚染産業第2位とみなされています(国連防衛機開発会議UNTADによる)。

 

確かに、ナイロンやゴムは石油から作ったものですね。年末に大掃除をしたときあまり着ていない服や色あせた服、古くなった靴を思い切って捨てたのですが、ごみ袋5つ分になりました。量や重さの面で大きな割合を占めていると感じました。つまり、石油を大量に使っているということですね。

 

ファッション業界では、毎年、93兆リットル(500万人が1年に使う水に相当)を使用しています。また、50万トンものプラスチックを海に捨てています。プラスチックは紫外線で小さく分解されます。それを魚が食べて体内に蓄積します。それを人間が食べるわけです。

 

服はプラスチックで出来ていると考え、より大事に着よう、履こうと思いました。

 

生産された食料の3分の1は廃棄される

食料全体の生産量は、年間13億トン(約1兆ドル)になります。途方もない数字ですね。しかし、そのうち3分の1は消費されずに廃棄されてしまいます。もったいない。原因は、収穫や輸送時のずさんな管理により傷んでしまうこと、小売業者や消費者が放置して腐らせてしまうことです。歩留まり悪すぎ!

 

農業は植物を相手しているので環境にやさしい気もするのですが、そんなことはありません。化学肥料をまき、ビニールのマルチを被せ、殺虫剤や除草剤をまくわけです。そうやって環境に負荷をかけながら食糧を生産しています。その1/3が無駄になるわけですから、使う資源も1/3は無駄です。

 

環境負荷の話もありますが、仕事としてもどうなんでしょうか。苦労した仕事の1/3が無駄になるなんて悲しすぎませんか。

 

経済成長と資源利用を切り離すのは、人類が直面する最も難しい課題

経済が成長すれば、資源の利用は増えるものです。経済成長しながら、資源の利用を抑えるということは、矛盾とも言えます。しかし、経済活動の方向を変えることで実現は可能であると思います。

 

例えば、地球温暖化の対策として、化石燃料をクリーンエネルギーに変えていく必要があります。再生可能エネルギーとも言いますね。太陽光、風力、地熱などを利用して発電したエネルギーです。これらクリーンエネルギーに対する投資総額は2030年までに1兆ドルになる見込みです。クリーンエネルギーの導入はそれだけ大変なのですが、見方を変えれば、これはビジネスチャンスなのではないでしょうか。1兆ドルの市場ですよ?こうして、経済活動を自然と調和する方向に誘導できると、上手くいきそうです。

 

私たち消費者にできること

私たち個人は日々いろんなものを消費しています。その生活スタイルは既に持続可能なものではありません。その影響と責任を感じ、行動することで、子どもや孫の世代に傷んだ地球を渡すことを防げます。

 

できることはたくさんありますが、その中でわたしが意識したいと思ったことがあります。「ゴミを減らすこと」「ゴミが出ないものを買うこと」です。特に後者が大事です。ゴミを買ったら、ゴミを出すしかありません。ゴミを出すかどうかは買う時点で決まるのです。買う際、エコバックを持ち、ビニール袋をもらわないようにする、箸、スプーン、ストローをもらわないようにする、といった行動もゴミを減らすことにつながります。また、こうした行動が生産する側に伝わり、無駄な生産をするなというメッセージになります。

 

繰り返しになりますが、私たちの生活スタイルは既に持続可能なものではありません。その事実を少しでも感じ行動すると、確実に世界は変わっていきます

 

その事実が少しでも伝われば幸いです。